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旧石川組製糸西洋館の一般公開イベントで洋館撮影

旧石川組製糸西洋館の一般公開イベントで洋館撮影

目次

 旧石川組製糸西洋館の一般公開

入間市にある旧石川組製糸西洋館は、約100年前に建てられた洋館

全国有数の製糸会社であった石川組製糸の迎賓館で外国商人を招いた迎賓館として使われていました。

現在は、建物の公開以外にも、コンサートや講演会など西洋館の特色を生かしたイベントを行っており、映画やドラマ、ミュージックビデオなど、撮影のロケ地としても活用されています。

雨天で一般公開された旧石川組製糸西洋館

入間市西洋館は不定期で見学会を開催しているけど、今日は通常は公開してない2階も特別公開とあって雨空にも関わらず多くの見学者。

洋館の階段室

階段室は豪華ってことじゃないが木の感じがいい雰囲気だ。

大きな窓で採光されてるから天気が悪い日でも明るい。二階のホールは寄木作りの床になっています。


階段の親柱に注目。これは糸巻き?製糸工場らしい粋な装飾だ。

創建当時のシャンデリア

食堂(本館1階)の天井

天井は幾何学模様を配したパネル天井で折り上げ部分に透かし彫りが施されています。

応接室(本館1階)

壁には創建当時の絹縁の壁紙が残っています。
床の絨毯は当時のペルシア絨毯が敷かれているそうです。

天井の折上小組格天井は来客を最高のもてなしで迎えたいという施主の思いが込められている見事な天井。

旧石川組製糸西洋館の応接室の折上小組格天井

木の細かな装飾模様

よく見ると木枠の細かな装飾模様。その他にも調度品に統一感のある意匠が凝らしてあって見逃せない。

大広間(本館2階)

赤い絨毯の下はコルク敷きになっているそうです。コルク敷きにすることで防音効果があります。

重厚なカーテンボックスとその幕は創建当初のもので、幕にはそれぞれ違う花の模様が織り込まれて
いる。

ステンドグラス

大広間には、四君子(蘭・梅・竹・菊)をモチーフにした見事なステンドグラス。作者は東京玲候社を設立した三崎彌三郎とされています。

竹ともうひとつは…?

旧石川組製糸西洋館の見学まとめ

二階の貴賓室は、破損が著しく非公開。
将来的には修復して公開を考えているようだから期待したい。

雨がザーザーで外観をじっくりと撮影できなかったのでまた伺いたい。

旧石川組製糸西洋館の洋館手帖

所在地埼玉県入間市河原町13-13
料金200円
開館期間一般公開日
文化遺産登録有形文化財(11-0039)
竣工1921(大正10)年頃
設計者室岡惣七
公式サイト入間市旧石川組製糸西洋館

2023年の一般公開日

旧石川組製糸西洋館の一般公開日程です。

3月11日、12日、25日、26日
4月8日、9日、22日、23日日
5月2日、3日、4日、5日、6日、7日、13日、14日、27日、28日
6月9日、10日、11日、24日、25日
7月7日、8日、9日、22日、23日
8月11日、12日、13日、26日、27日
9月9日、10日、23日、24日、25日、26日
10月14日、15日、28日、29日
11月4日、5日、6日日

 西洋館みどころガイド

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