南海ビルディングの屋上釣鐘堂が特別公開
イケフェス(生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪)で南海ビル(髙島屋大阪店)の屋上釣鐘堂特別公開!
御堂筋完成 80 周年を記念して御堂筋の終着点、南海ビルの屋上にある釣鐘堂(屋上装飾塔)が特別公開されました。
御堂筋を長年見守っている屋上釣鐘堂の塔内部を見学してきました。
南海ビルの屋上釣鐘堂とは?
南海ビルの屋上釣鐘堂はドコにあるというとここ!
地上から南海ビルを見上げてみると屋上にちょこと見える装飾塔が屋上釣鐘堂です。きょうはこの屋上釣鐘堂が特別公開されました。

南海ビルの屋上にある釣鐘堂
南海ビル(高島屋大阪店)の屋上にある釣鐘堂を下からズーム。細かい意匠が施されていそうだけどよく見えない。

今からあそこに行ってきます!
南海ビル屋上釣鐘堂案内ツアー
釣鐘堂案内ツアーは安全のためにヘルメットを装着。
ヘルメットは南海ブランドのシンボル入り。
南海ブランドのシンボルは未来に向けて力強く羽ばたいていく2色の翼で、南の海に輝く太陽の情熱のファインレッドとおおらかで明るいヒューマンな心を表すブライトオレンジ。

高島屋大阪店の屋上
普段は施錠されている扉がオープン。立入禁止区域に特別に進入していきます。
高島屋大阪店の屋上には南海稲荷大明神も祀られていました。

ヘルメットが必要だった理由が配管。
複雑に入り組んだ配管の下を潜って進みます。

目の前の南海ビル屋上釣鐘堂
配管を潜って進んだ先には屋上釣鐘堂がドーン!間近でみると装飾もしっかりして本格的な建築です。

釣鐘堂といっても実際に釣鐘があったことはないそうです。
階段を登って南海ビル屋上釣鐘堂の内部に入ってみます。

屋上釣鐘堂の内部
釣鐘があったことのない釣鐘堂の天井をみると小穴があります!?ただしデカい釣鐘は釣れそうにありません。

屋上釣鐘堂からみた御堂筋
梅田から難波を結ぶ御堂筋は1937(昭和12)年に完成。
屋上釣鐘堂は 御堂筋の流れを80 年間ずっと観てる。

南海空港特急 rapi:t の横顔
南海ビルのてっぺんにある球体「南海空港特急 rapi:t」
地上からも目立っているだけあって巨大!横顔を近くから見えて感激でした。

南海ビル(髙島屋大阪店)の洋館手帖
所在地 | 大阪府大阪市中央区難波5-12 |
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見学情報 | 非公開 |
文化遺産 | 登録有形文化財(27-0541) |
竣工 | 1932(昭和7年)年 |
公式サイト |